頭金は私の親から出してもらうのですが…
質問
数年前から家を購入するため、良い物件を探していましたが、ようやく気に入る中古の一戸建てが見つかりました。頭金は私の親から出してもらう事になると思います。そこで、贈与税はいくらからかかるのか教えて下さい。
答え
住宅を購入する際、資金の一部を両親、または祖父母に提供してもらう人は、大変多いと思います。贈与税とは、贈与される側にかかる税金です。そこで、皆さんが心配するのが、贈与税の対象になってしまうのでは?というところですね。
非課税枠が大幅に拡大
2009年末、新政権による初の税制改正が行われ、贈与税の非課税枠が大幅に拡大されました。具体的にどういうものでしょうか?
親からの住宅資金の贈与について、500万円まで非課税とされていましたが、非課税枠を1500万円にアップ、一般の贈与税の110万円と合わせて、1160万円までが贈与非課税となりました。対象は20歳以上の人で、親以外にも祖父母からの贈与にも適用されます。
住宅枠は廃止
贈与税に関しては、65歳以上の特定の親からの贈与、累計2500万円までは贈与税がかからず、その親の相続発生時に相続財産に贈与額を加算し相続税で清算する「相続時清算課税」という制度もあります。2009年末までは、この清算課税にも住宅取得資金について非課税枠を1000万円上乗せする住宅枠と、65歳未満の親にも適用する特例がありました。しかし、2010年からは住宅枠が廃止となり、年齢要件の特例のみ2年間延長される事になりました。ただし、清算課税では、暦年課税の非課税枠も利用できるため、非課税枠のトータルは400万円とかわりません。
このように、非課税の枠がグーンと増えたので、住宅資金の提供を受けても、贈与税がかからずに済む人が増える事になるでしょう。この制度を上手に利用して、賢く住宅を購入してください。

